1か月ほど使用しましたが、とても打ちやすく、使い心地は抜群です。
主に、文字打ちで使用しましたが、作業が捗り、タイプミスもかなり少なくなった感じがあります。
これまで、デスクトップPCと一般的なキーボードから、ノートPCへと環境を変えたところ、急にタイプミスが増え、作業もはかどらず、自分ではその原因が不明でした。
元々、タイピングが下手なほうですが、なぜ急に下手になったのか不思議でしたが、今回の「I-500」の使用をきっかけに、その原因がノートのキーボードの打ちにくさにあるとわかりました。
そして、「I-500」の打ちやすさが、どれだけ優れているかも良くわかりました。
また、キーボードの性能が作業効率を左右することも同時にわかりました。
文字打ち等の作業はもちろんですが、素早い入力や的確なタイピング、そして複雑な操作が必要な近年のゲームでは、さらにその優れた打鍵感を感じさせてくれます。
しっかりと深さがあるストロークで、しっかりと押せている「打鍵感」、硬すぎず柔らかすぎない程よい「反発力」、さらにキーを打った時に得られる「打鍵音」で、聴覚でも軽快なタイピング効果を支援してくれます。
さらに、しっかりとした作りで、丈夫さと重みもあり、耐久性とタイピング中もずれにくい特徴もあります。
Windows XPから10、Macにも対応しているので、幅広い互換性も注目のポイントです。
そして、ギラギラとした装飾や不要な機能も無く、シンプルな設計と機能もにも注目です。
「低価格にするために機能を限定した」ではなく、「必要最小限に限定して低価格にできた」という印象で、洗練された製品であると感じます。
キーは「押す」ではなく「打つ」である。このことを再認識させてくれました。
ゲームはもちろん、文字打ちや普段使いにもオススメできる、メカニカルキーボードの逸品です。
開封と付属品の確認
パッケージの外観です。
内部の梱包もシンプルで、無駄がありません。
本体を手に取ると、ずっしりとした重みを感じさせてくれます。
中に説明書が入っていました。
日本語でも記載されています。
素材感や作りも、しっかりとしていることが、手触りでもよく伝わってきました。
赤い付属品は「キーキャッププーラー」で、キーキャップを取り外す際に使用します。
キーは「87キー」。テンキーは無しなので、縦横ともにコンパクトにまとまっています。
ギラギラした装飾が無いので、ビジネスや公共の場でも使用できます。
裏面には、足とゴム製の滑り止め、手前側に排水溝があります。
うっかり水をこぼしても大丈夫なように設計されています。
人間工学に基づいたデザインで、長時間使用してもストレスを感じさせにくい設計です。
「青軸」採用で、打鍵感や打鍵音が良く、バネ圧も程よいので、軽快かつ、しっかり打っている感覚が感じられます。
キーが一つひとつ、独立したスイッチになっている仕組みで、メカニカル式です。
付属品は3点、本体、キーキャッププーラー、説明書です。
キーキャッププーラー
キーキャッププーラーは、キーキャップを取り外すことができる部品です。
このように、はさんで上に引き上げることで簡単に取り外せます。
取り外すと、青軸のメカニカルスイッチがあらわになり、良く見えます。
取り外すことで、キーキャップや本体のメンテナンスが可能です。
取り付けは、そのまま上にかぶせて軽く押すだけで大丈夫です。
説明書
「説明書」は、英語等のほか、日本語でも記載されています。
①は、製品の特長と対応OSの説明です。
Windows XP/Vista/7/8/10に対応。
②は、インストールと機能の説明です。
インストールは差し込むだけで完了し、面倒なドライバのインストールは不要です。
インターフェイスは有線USB接続で、“最高速度”と記載されています。
[Fn]キーを押しながら[Win]キーを押すと、左の[Win]キーと右の[App]キーがロックされ、もう一度[Fn]+[Win]で解除されます。
③も機能の説明で、ファンクションキーのマルチメディアキーの操作の説明です。
[Fn]+[F1~12]の組み合わせがあります。
キーを順番に押す操作を1つのキーに記憶させて実行できる「マクロ」機能は搭載されていません。
キーボードの比較
「I-500」と他のキーボードを比較してみます。
こちらは、近年のノートPCに多いタイプの平面的でキーストロークが浅いキーボードです。
ノートPCの薄型化に伴う仕様ですので仕方ありませんが、ただただ打ちにくいです。
横から見ると、完全に平面です。
長時間使用には不向きです。
続きまして、こちらは一般的で手頃な価格帯の有線USB接続のキーボードです。
近年のノートPCのキーボードよりはキーストロークもあって打ちやすいです。
そして、こちらが「I-500」です。
しっかりとしたキーストロークがあり、浅すぎず、深すぎず、硬すぎない感触です。
上面にアルミニウム合金が採用されていますので、しっかりとした重みもあり、質感も良いです。
横から見てわかるこのカーブが、疲れにくさや打ちやすさを感じさせる人間工学に基づいたデザインです。
重ねてみると、違いがよくわかります。
補足
キーストロークの深さと打ちやすさは、あくまで私個人の感想です。
浅いほうが打ちやすい方もいらっしゃいますので、個人の好みや感触で、感覚が分かれます。
打鍵音の比較
キーを打った時の音「打鍵音」の比較です。
まずはノートPCのキーボードです。
「ポチッ、ポチッ」という感じで、「押す」「押さえる」ような音と感触です。
続きまして、一般的なお手頃価格のキーボードです。
ノートPCよりは深さがある分、「カチャ、カチャ」という音で、「柔らかく打っている」感触です。
そして、「I-500」です。
メカニカルスイッチ特有の「カチン、カチン」という音と「しっかり打っている」感触です。
キーは、押したり押さえるのではなく、「打つもの」であることを再認識させてくれます。
キーボードの接続
接続は、PCのUSBポートに差し込むだけで、面倒なドライバのインストールは不要です。
USBポートは金メッキで錆びにくく、信号干渉防止装置も搭載していますので、誤作動も防いでくれます。
キーの同時押し
キーを複数同時押しすると、どのような動作をするか確認します。
「Microsoft Applied Sciences Group」の、「Keyboard Ghosting Demonstration」を利用します。
キーボードの、どのキーが押されているかを確認することができます。
まずは、ノートPCのキーボードです。
「A,S,D,F,H,J,K,L,N,B」の10個のキーを同時押しした結果、最大6個のキーのみが反応しました。
他のキーも押しているのですが、「A,S,D,F,J,K」以外は反応しません。
続きまして、お手頃価格の一般的なキーボードです。
「A,S,D,F,H,J,K,L,N,B」の10個のキーを同時押しした結果、先ほどと同じく、最大6個のキーのみの反応でした。
そして「I-500」です。
「A,S,D,F,H,J,K,L,N,B」の10個のキーを同時押しした結果、10個すべてのキーが、しっかりと反応しました。
10個だけでなく、制限がありませんので、すべてのキーの同時押しも可能です。
複数キーを同時押しできることで、複雑な操作のゲーム等にも対応可能です。
ゲーム時の比較
ゲーム時のキーボードの比較です。
今回は「弾幕シミュレーション296」というシューティングゲーム系でテストしました。
こちらは、方向キー「↑↓←→」で移動、「Z,X,C」で弾、レーザー、ボムという操作です。
まずは、ノートPCのキーボードです。
弾を撃ちながら、常に移動して、危ないときはボムを使うという操作ですので、複数キーの同時押しの連続になります。
弾やレーザーのキーは押しっぱなしで大丈夫ですので、それほど気になりませんが、押してる感があまり無いため、特に移動が思うように動きませんでした。
続きまして、お手頃価格の一般的なキーボードです。
ある程度のキーストロークの深さと、方向キーが独立した場所にあるため、ノートPCのキーボードよりは快適でした。
そして「I-500」です。
深さのあるキーストロークの押している感、打鍵音から得られる聴覚での判定もあり、快適な操作感で、最もミス操作が少なく済みました。
特に、ゲーム内の「斜め移動」時の反応が良く、「↑+→」「↓+←」等の動きがスムーズでした。
文字打ち時の比較
文字を打ったときの比較です。
タイピングは下手ですので、ご了承ください…。
まずは、ノートPCのキーボードです。
平面ですので、「押している」「押さえている」ような感触で、個人的にタイプミスも多いです。
長時間連続で打っていると、手や気分的にも疲れるような気がします。
続きまして、お手頃価格の一般的なキーボードです。
ノートPCのキーボードよりは打ちやすく、タイプミスも少ない感じです。
音が静かで良いのですが、メンブレン式のペコッ、ペコッという感触が気になります。
「I-500」です。
深いストロークとメカニカル式による打鍵感や打鍵音が良く、打ちやすいです。
バネ圧も約60gと軽めであるところも、軽快で疲れにくい特徴です。
しっかり深く打てて軽快な打鍵感、さらに、打鍵音で気分も乗せてくれる感じです。
タイピングミスも少なく、疲れにくい感じで、長時間使用にも向いています。
ゲーム用としてはもちろん、普段使いにも強くオススメです。
まとめ
1か月ほど使用しましたが、とても打ちやすく、使い心地は抜群です。
主に、文字打ちで使用しましたが、作業が捗り、タイプミスもかなり少なくなった感じがあります。
これまで、デスクトップPCと一般的なキーボードから、ノートPCへと環境を変えたところ、急にタイプミスが増え、作業もはかどらず、自分ではその原因が不明でした。
元々、タイピングが下手なほうですが、なぜ急に下手になったのか不思議でしたが、今回の「I-500」の使用をきっかけに、その原因がノートのキーボードの打ちにくさにあるとわかりました。
そして、「I-500」の打ちやすさが、どれだけ優れているかも良くわかりました。
また、キーボードの性能が作業効率を左右することも同時にわかりました。
文字打ち等の作業はもちろんですが、素早い入力や的確なタイピング、そして複雑な操作が必要な近年のゲームでは、さらにその優れた打鍵感を感じさせてくれます。
しっかりと深さがあるストロークで、しっかりと押せている「打鍵感」、硬すぎず柔らかすぎない程よい「反発力」、さらにキーを打った時に得られる「打鍵音」で、聴覚でも軽快なタイピング効果を支援してくれます。
さらに、しっかりとした作りで、丈夫さと重みもあり、耐久性とタイピング中もずれにくい特徴もあります。
Windows XPから10、Macにも対応しているので、幅広い互換性も注目のポイントです。
そして、ギラギラとした装飾や不要な機能も無く、シンプルな設計と機能もにも注目です。
「低価格にするために機能を限定した」ではなく、「必要最小限に限定して低価格にできた」という印象で、洗練された製品であると感じます。
キーは「押す」ではなく「打つ」である。このことを再認識させてくれました。
ゲームはもちろん、文字打ちや普段使いにもオススメできる、メカニカルキーボードの逸品です。